ポップの歴史
ポップの歴史を語るのは非常に難しく、何をポップとするのか、その線引きは難しいようです。
一般にポップの定義は世間・大衆に受け入れられる音楽(売れる音楽)とされています。
この定義でいくと、ポップの歴史は1920年代ごろに始まったとされています。
そのもっと前からポップはあったとされていますが、子守唄や労働歌などの類であったようです。
多民族国家であるアメリカでは、ゴスペルやブルース、ジャズなどが浸透し、それらが発展してポップとなったようです。
ポップはラジオ放送で流され、誰もが口ずさめる音楽となりました。
また映画の普及もあり、その中で使用される音楽はポップとして世界に広がっていったのです。
ポップはノリのいい歌が特徴ですが、見せる音楽として他のジャンルとは違う側面を持っています。
1940年代に登場したフランク・シナトラは若い女性をとりこにし、今までは「曲があってこその歌手」だったのが、「歌手あってこその曲」という立場を変えてしまった人でもあります。
その影響は現代でも残っていて、ポップの特徴といってもいいでしょう。
ポップとロックの歴史は同じ時代を刻み、それぞれの影響を受けて、現代に辿り着いています。
今ではそのジャンルの違いこそ、わかりにくくなっていますが、両方とも売れる音楽という商業的な匂いがあるのは否めません。
ポップの歴史はその定義により、違ってきます。
そもそもポップという音楽ジャンル自体があいまいだからです。
しかし、ノリのいい音楽で大衆に受けいれられる音楽という認識は、みな同じでしょう。